かいどぅ

日記など

2021年3月聞いたもの

1. AMAZING DAYS(DEEP SQUAD meets EXILE TETSUYA) - DEEP SQUAD meets EXILE TETSUYA

なぜ聴き始めたのかは謎。なんかどことなくニューオリンズピアノっぽい感じもありよかった。あまりよくわかってないから適当言ってるように見えるだけな気がしますが。いつもと同じが大切なLIFE......

2. たとえば朝のバス停で - スガシカオ

ギターがケースから落ちている不安になるジャケット。ゆったりした管楽器とオルガンがファンクぽさもあっていい。歌詞がいいですよね。人生で会うことのある人のほとんどはたぶん2度目に会うことはないわけだが.....この季節っぽい曲な気もしている。意図してる方向としてはたぶん正月とか冬の中盤みたいな感じだけど。

3.Saturday Night Apollo - androp

もともと今のコナンのエンディング曲が好きで検索したらアンドロップが作曲だった、というところから。名前は知ってるんだけど聞いたことなかった。作曲した楽曲と打って変わってロック色はそこまでない。別に土曜でもないのに毎日聞いてました。春休みだし曜日感覚がおかしくなったかもしれない。

 4. 醒めないで、青春 - 三月のパンタシア

ところでこのジャケットの絵柄のイラスト、どこかでみたことあるような気がするんだよな...調べてないんだけど顔出ししない系のバンドなのかな。ミュージックビデオも絵だけだった。久しぶりにザ邦ロックみたいな音を浴びれてよかった。ベースが意外に暴れている。あとサビに入るときの三文字のもたれる感じがいい。えーがおーって。

5. 青春病 - 藤井風

名前知ってたし多分好みだなと思いつつ今の今まで聴いてなかった。YouTube見てみたら有名な長く短い祭の動画が出てきてすべて繋がった感覚に。しかしこの顔立ちすごすぎるだろう。神々しすぎて住んでる物件全部発光するんじゃないか。ミュージックビデオも踊りの振り付けもトレーナー姿も絶妙なダサさで好き。

6.  L•O•V•E U - リア・ディゾン

open.spotify.com

このプレイリストに入っててそれで知った気がする。ツーステップはあの隙間がある緊張するリズムが好き。聖おにいさんの一巻でこの人の名前が出てくるんだけど何も知らなかったからハリウッドスターみたいな人かと思ってた。YouTubeで検索するとミュージックビデオ出てくるけどいろいろおかしくて面白いです。

7. 青い瞬きの途中で - ラブリーサマーちゃん

バナナマンのラジオでこの曲かわからないけどラブリーサマーちゃんの曲かかってた気がする。アコギみたいな音のエレキギター(違う?わからない)を後ろに抽象的な歌詞が流れるのがいい。DTMで作ってるぽいからドラムも打ち込みなのかもだけど生感の方が勝ってます。ところでLSCという文字列、なんか90年代のバンドっぽさを感じる。何故。

8. 死にたい夜に限って - アイナ・ジ・エンド

ジャケ写はどこなのかな。水中に沈んでくようにも見えて曲のイメージそのままに合ってる。三月はいろいろきつかったんですがこれ聴いてたら少しだけ前向きというか諦める気持ちになったような気がします。あんまり死ぬことに歌詞で触れている曲聴かないんだけど意外とこういうのも好きなんだなと思った。死ぬの嫌だが....

9. 先へ feat. S.L.A.C.K. (PSG) - Fragment

やはりパンピーと声が似ている。このズタズタに刻んだアコギだけでリズムができている。星野源のドラムの音もそうだけど余韻を切った音が好きなのかもしれない。楽観的な歌詞だなと思ったら「クソみてえ」と突き放し。PSGのいいんじゃないに通じるものも見えてくる。

10. TRIPOD BABY - m-flo loves LISA

リサの声ってなんでこんな胸が締め付けられるんだろうか。ありきたりな表現だけど本当にこの言葉が合っていると思う。「サタデー」という歌詞は音含めてきっとカムアゲインからそのままぶっこぬいているのだと思う。ユーチューブにありますけどミュージックビデオはprismの続編。prismより人間ぽくなってたけど。

11. 勿忘 - Awesome City Club

花束みたいな〜の主題歌。友達にインスタのDMで「おれたち陰キャはこれ見ても泣かない」とあまりにも卑屈なコメントをされたことがあります。CMで聴いたときは菅田将暉が自分で歌ってるのかな?と思った。ドラムの音がバキバキでいい。コッテコテのギターソロも最高です。春の風を待つあの花のようになりてー

 12. お別れをする時は

ZIPの卒業メッセージみたいなコーナーの後ろで一瞬だけかかっていた曲。あまりにも流れる時間が短いのでShazamしようにもできず歌詞もほとんどわからないので見つけるのに苦労した。どこかで見たことあるなと思ったらクリープハイプのカバーをしていた人だった。クラスメイトとかと話すことが毎年少ないので思い入れを持てないんだけど

新聞はくさい

おれは昔からアトピーもあってフケ体質だ。最近またひどくなり、もう頭を振ると「粉雪」が爆音で鳴るような量のフケというか、乾燥してむけた皮が出る。脱皮するヘビか。

ついでに耳も痛い。

耳管開放症という病気、と診断されてはいないがなんとなくそんな気がしている。医者の人の前でネットで見た情報を口走るのは恥ずかしいことなので言わないようにしているが。ちなみにじかんかいほうしょうと打つと時間解放症という文字列が出てくることがあり、これが原因であいつは中二病だとグループラインで迫害されたこともある。

具体的には欠伸をすると耳がボワっとして自分の声がボリュームマックスで響くといった症状が出る。あくびって漢字で書くと妙な感じがしていいよね。鼻をすすると治る。15年間鼻をすすった代償として左耳の鼓膜が若干引っ込み始めたのが去年くらい。勉強はうまくいかないし、何か達成した感が欲しいなと思い、やれることやろうと病院に行くことにした。

自転車を出す。その鍵からは今風の言葉で言うとくっせえわという匂いがする。

おれの通院する耳鼻科は駐輪場がなくあと近くにある信号なしの横断歩道を渡らなければいけないという診察までにいくつもの試練がある病院なので、近くの役所の駐輪場に駐輪した。鍵は抜いていなかった。こういう行動はここだけにとどまらず人生の要所要所で顔を出すので非常に危険である。雪国にいたとき、小3のスキー授業でグループのみんなよりハイレベルなコース行きのリフトに間違えて単独で乗ってしまい指導員だった友達のお母さんにブチギレられたことがある。

そういえば友達からこの耳鼻科は改装が始まっていて医院長が今の医院長の息子になる、という話を去年のこの時期ちょうど知り合いから聞いた気がする。ということは高校入学からもう一年。受験本番まで近づいてきてガチで笑えん。

中は前より綺麗だった。前のベージュ色の床も好きだったけど。なんかドアを閉める力が強すぎる爺さんがいる……前までなかったテレビがついていてあさイチで華丸大吉が喋っている。家を出る前にも見ていたのだがそのときの特集は「G」についてだった。診察時間とオンエアの時間がうまい具合にズレててよかったね…と思いながら診察券と保険証を出す。

こぎれいな新しい診察券を渡され、クリープハイプの「社会の窓」に出る女のような気持ちになりながらここ予約制になりまして〜ちょっと診察遅れるのですがなどという話を随分もうろうとした頭で聞いた。

待ち時間、英単語帳を読む。街で一番かどうかはわからないが、少なくとも待合室の中で一番悪目立ちしそうな地雷男になっているのは重々承知である。最近はトイレに行くときとかそういう時間も英語のリスニングCDをスマホから流していてだいぶ身になったとも思うのだが、いろんな英文に触れなければ、と思い二冊目を読んでいる。

眠くなってきて文のどこが主語なのか、人はなぜ生きるのかがわからなくなった頃に名前を呼ばれた。中待合室でお待ちをと言われたので、中待合室という名前のついた診察室のドアの前の壁をブチ抜いて作ったようなスペースで待つ。こういう狭いところ好きだ。

おれの番がきた。選手のような気持ちで入室。おれの家に置いたら間違いなく床が抜けるようなでかい椅子に座り先生の話を聞く。前の先生が優しかったからかその息子の先生も優しい。

風邪をひいていたかと聞かれたので1、2週間前に、と答えた。こういう時「二週間前に」とはおれは絶対に答えられない。体重が変わったとかはと言われたので体重は変わってないんですけど最近パンを多く食べてるかもしれないです、と的外れな上にバカな情報を小出しした。4月にもうなるというのに部屋がとんでもなく冷たい空気になった。先生はパン情報をタイピングしなかったがそのあとの耳が痛いなどの情報はパソコンに打ち込んでいた。

耳の検査をしますねと言われたので抵抗せず素直に耳を見せる。耳垢がありますねといわれグリグリされた。検査が終わったあと出てきたブツを見せられた。いや別に見せなくていいんだけどと思ったが、おそらく仕事をしてる側はそうにもいかないだろうし私だって本当は見たくないんだけどというのが実情だろう。つまりは耳掃除しなかったおれが悪い。

続きの検査をする。聴力検査が始まった。聴力検査で音が鳴ってないときにボタンを押した結果学校から難聴の通知が送られてきた同級生に想いを馳せながら耳にヘッドホンをつける。ポーンポーンポーンと味の薄いシンセサイザーのような音が聞こえてくる。その後は鼓膜の検査に。あの鼓膜が引っ張られる感覚はいつもゾッとする。

検査終了して検査部屋のドアを開けたらたくさんの音が。普段こんなに周りが賑やかなのか。待合室で再び結果を待つ。すでに10時を回っており待合室もなかなか距離を取れないくらい混んできた。端のほうに座る。子供が遊ぶコーナーが近くにある。テレビにはバナナマンが声を当てている「ペット」が流れている。思わずちょっと見てしまった(キショ)

検査の結果、左耳に水が溜まっていて赤くなっていますねと恐ろしいことを言われた。大丈夫なのかと思ったが別に注意勧告されなかったので今すぐヤバくなりそうな感じではないのだろう。

 薬局で薬をもらう。お薬手帳を読んだ薬剤師の人がこっちにきて皮膚科の方で同じお薬が出ているので一回連絡とりますねと言われて、そういえば皮膚科の飲み薬切らしてるけど億劫でいってないな…と壁を見つめながらどうでもいいことを考えていた。

薬をもらって帰る。帰ったら弟の友達がいた。おれは部屋に逃げて共通テストが載っている新聞を今さら取り出した。新聞のインクの匂いは苦手だ。全然解けなくて落ち込んだ。そのストレスのせいなのか今おれの髪質は過去最低を叩き出している。新生活が始まれば全部解決する、と期待を無理矢理寄せている。

2021年2月聴いたもの

1.Eminem - The Ringer

クリーピーナッツのラジオから。結構有名なラッパーだけど聴いたことはなかった。歌詞を見ると英語が得意でない割にも結構汚い言葉が多く、通しで聞いてはないけどアルバムの一曲目からパンチがあるな…とかんじた。速回しのラップは人力スクラッチみたいな音にも聞こえる。リルパンプも聞いてみようかな…


2.milet - Who I am

初めて聞いたアーティスト。確か年末ZIPでパフォーマンスしててなんかいい曲流れてると思ったけど、この曲だったかどうかはわからない。多分違う。英語の発音の上手い下手は正直あまりわからないのだけども、日本語の歌唱も英語に聞こえて来る。あと声がずぶとくて迫力がある。

 

3.04 Limited Sazabys - fiction

ガンダムのキャラクターから取られたというそのバンド名、打つと結構目が疲れる。本人も確かツイッターに後悔していると言っていた。他の曲はドラムがメタルみたいでちょっと驚いたんだけどこれは馴染みのある邦楽ロックっぽい曲調。ボーカルの脱力感がある声がナイス。意外にもギターソロはなし。

 

4.Little Gree Monster - 

何年か前、たまたま行った品川の水族館でコラボしてたのがきっかけでリトグリ好きになった。歌唱力に驚いたアースウィンドアンドファイアが持ちかけてコラボ実現…という流れだったはず。アースウィンドは初聞き。ボーカルに混ざる合いの手が気持ちいい曲。

 

5.Wonho - Open Mind

初めて聞いたアーティスト。K-POPのアーティストなのかな?サビが来ると思ったらEDMのドロップみたいなのが来て、もう一回溜めて最高のサビ。ゴリゴリのぶっといベースがGood。NiziUとかもそうだけど、けーぽってEDMと歌謡曲の調和がうまいですよね。日本でもこの流れきてほしい。

 

6.yama - 麻痺

ラジオで流れてて見つけた曲。おれの同級生にも「ヤマ」と呼ばれている男がいる。(課外授業で弁当忘れたときランチパックくれた。美味しいですよね)サトシよりももう少し中性的な声。YouTubeで顔出してる動画のサムネ見たときは男に見えたがどっちなんだろうか。イントロのエレピと歌の頭がズレてる部分が好き。

 

7.ZICO - Any Song

 Any Songはアムノレ、とも言うそうです。初めて聞いたアーティスト。なんでも元アイドルのラッパーとかききます。韓国ではものすごい人気らしい。イントロの打鍵音というかピアノのカチャカチャ鳴る音がいい。韓国語は1ミリもわかんないんですけど、意味がわからないなりに言葉の音に合わせてそれっぽく歌うと気持ちいいです。ビートはザ引き算みたいな感じでそれもまた一興。

 

8.EXID - Hot Pink

初聴き。存在は知ってたけど。イントロのカウベルといい、テーマの激重のベース音といい連打がものすごい。同じ韓国でいうと、SEVENTEENにも同じ感じの曲があったはず。コテコテの男性ボーカルで爆笑。ものすごいファンキーです。MVも面白いので是非見てください。


9.Mellow Youth - Rouge & Memory

初めて聞いたアーティスト。スピッツのロビンソンに通じるどっちなんだよ曲名。シティポップ的では全然ないが、サチモス好きな人はハマるかも。車のCMにあいそうだし。ギターがよくて、ジャカジャカやらずに間を入れてリズムを作ってるのが好き。ラストは曲が終わったと見せかけてギターソロ。

 

10.dodo & tofubeats - nirvana

全部小文字。dodo氏は初聴き。Nirvanaというと全裸の赤ちゃんのジャケ(大森南朋がプリントTシャツ着てます)を想像してしまうが正しい意味を調べる機会になった。涅槃、炎、輪廻転生などあって歌詞と通じるイメージがある。失恋ソングと解釈できるけど、生まれ変わりについて歌っているようにも聞こえる。なんとなく冬のイメージがトーフビーツにあり、電気ストーブの前で肌を赤くしながら聴いていました。

もう3月。今日で中学を卒業してから一年になる。少しは柔らかい人間になれたんだろうか。

2021年1月聴いたもの

去年12月にアップルミュージックに加入した。

TSUTAYAで親が店内で怒るまでCDを借りていた時代、3DSのソフトにあったレコチョクで音楽を買ってガビガビの音質で曲を聴いていた時代を経て、最近までiTunesで250円払って一曲ずつ買っていた。全部お金を払っている行為の羅列なのにおかしいほど文が貧乏臭え。乞食と行かないまでもこういう実在しそうな貧乏っぽい人っていませんか。カーディガンに少し毛玉が見えたりつむじの周りがとんでもないことになってたり一週間に一回くらい生乾きの匂いがしてきたり。これは、おれの話だ。

音楽に金を払うときの金を使った感覚。あまり良くないことかもしれないが金を使うと脳が嬉しい。さすがに聴いた音楽全部を購入しているわけじゃなく、YouTubeで聞く比重が大きかったんだけど、ふと自分の再生リストを見たら高く評価した動画の数が3400を超えててこれは絶対に曲を掘り起こせないと思い(低く評価した動画の欄に14個動画が入っているのも驚いたが)整理したいと思った。

あとYouTubeだとできないバックグラウンドで再生したいというのもあった。iPadであれば画面を割ることで別のアプリ開いたまま動画を流すこともできるが、二年ぐらい使い倒しているのでタブレット自体かなりできることが限られている。だいたいどっちかのアプリが重くなって動画がうまく流れなくなり、音楽の節目節目に前前前世のイントロみたいなぶつ切りの音が出まくってヘタクソなRADWIMPSみたいになるので使ってない。

ということで、プレイリストの整理とバックグラウンド再生がいいなと思いアップルミュージックに加入した。Spotifyは画面が黒くて自分の顔を反射して曲に集中できないし、あと以前使っていたiTunesから移行しやすかったからこっちにした。

音楽は聴きすぎると味がしなくなる上に、聞いていた当時の生活と結びついて聞き返した際に精神にガツンとくる。去年、偶然子供の頃晩飯の時に見ていた天才てれびくんのエンディングを聞いてしまい、情報が渋滞しまくり2日くらいうなだれてしまった。だから直近聞いていた曲を記録していこうと思う。気に入った曲は一ヶ月くらい聴き続けます。

 

1.lyrical school - World's End

ラップアイドル。 トーフビーツが楽曲提供した曲は聞いたことがあったけどそれ以外はなかった。一番とか2番とかサビの構成がきっちりしてなくて好き。声もいいし、後ろで流れてる控え目なギターとハモンドオルガンもおしゃれ。

 

2.ふぇのたす - 今夜が終わらない

初めて聴いたアーティスト。調べてみるとSHE IS SUMMERの人がボーカルみたいで、こっちは聞いたことあるから驚いた。すでに解散済みのバンド。ピチカートファイヴのパロディがあったり歌詞も面白いし、ボーカルをなぞる楽器がカッコいい。


3.PEOPLE 1 - 常夜橙

 去年くらいからインスタグラムのリア垢のストーリーでこのアーティストの曲を見かけるようになった。少し前になんかの曲を聞いたことがあったけど、確かシャウトが入ってて(勘違い?)ハードロックなんだなと思い聞いてなかった。ザ邦ロックみたいな感じかなと思ったらスカスカ。ペトロールズとかとはまた違う音の少なさ。冬っぽい曲です。

 

4.SHISHAMO - 明日の夜は何が食べたい?

 ボーカルの顔が前から好きだったけどそんなに曲は聞いたことがない。その言葉の奥にぃぃ〜〜☝️というところがいい。渋めのギターソロあり。

 

5.眉村ちあき&Creepy Nuts - ニーゼロニーゼロ

Creepy Nutsはもともと大好きで、眉村ちあきも聞いたことがある。ビートはおそらく松永作。(スクラッチがあるから)去年はコロナでなんとなく密度が薄かった。それはそれで疲れなくてよかったんだけど、年が明けた感がなかったので年忘れ的に聞いてた。エレピのかわいいビートも作れる松永。本当に童貞なのか?

 

6.never young beach - サイダーのように言葉が湧き上がる 

突然の夏曲。しかも冬に聞いて夏を思い出す感じでもない歌詞。年明け、病み上がりで調子が悪かったので軽い曲が聞きたい…と思い聞いたのが最初。シティポップ感が強いバンドだと思っていたが、この曲はどっちかというとフォーク。

 

7.サンボマスター - ミラクルをキミとおこしたいんです

 アップルミュージックはアーティストによってはミュージックビデオやライブ映像を配信しているところもある。サンボマスターのライブを初めて観た時、客の煽りに全振りしたシャウトが衝撃だった。歌詞の内容は直球の応援ソング。珍しく(?)シンセみたいな音が入ってる。

 

8.チャットモンチー - 謹賀新年

初めて聴いたアーティスト。解散したのは知っていたが聴くこともなく、今になって聞いた。シンプルなギターのフレーズが土着的でいい。歌詞はノロケだらけかと思ったら最後に少し不穏な感じを残して終了。正月っぽい効果音が各所にちりばめられてます。ベースもしっかり聴こえて意外とガッシリしてた。

 

9.Vaundy - 世界の秘密

 東京フラッシュくらいしか知らなかったので曲調の転換に驚いたけど、どうもそういう意識がありながら曲を作ってるそう。ジャケの男、小宮か?音が少ないけど華やか。ミュージックビデオはまだ観てないので追々見ていきたいです。

一昨日あたりから体にだるさがあって「これは風邪じゃん」と思ったら急にがくんと頭が痛くなった。次に起きたのが午前4時半。冬休みだったから許せたが次の日学校があったら間違いなくブチギレていただろう。だいたい6時半に起きるから寝れるのは2時間っていう微妙さが母親が機嫌悪いときだけ申し訳程度に皿洗いをする父親を彷彿させて嫌だ。

30分くらい行くか行かないか渋る謎時間を設けたら本気で腹が痛くなってきたので、部屋を出てトイレに向かって、トイレの蛍光灯に目をいためる。季節も季節だし、今は亡きネイバーまとめで「朝顔を冷たい水で洗うと死ぬ可能性があります!!」なんて嘘松くさい情報を昔目にして、しかも記事作成者だけじゃなくておれもバカなもんだから未だに寝起きの冷たい水が怖くて、両腕とも25しかない握力のさらに4分の1くらいの力で蛇口を捻って手に水をつける。

起きる。東京の感染者数もだんだん卸売業者の競りのように過去最多を更新していってるし𝓢𝓸𝓬𝓲𝓪𝓵 𝓽𝓻𝓾𝓼𝓽の心配をしながら人生一怖い朝食へ。味も匂いもあったけど風邪をひいてるとき独特の味覚は変わらなくて途中で箸をおいた。風邪のとき食欲湧かないのって間違いなくあれが原因だよなあ。

寝室にいってバファリンをのんで2時間ほど寝たら全快して、勉強を再開したら物理の公式とかと格闘してくうちにみるみる体調が悪くなっていって結局晩ごはんもまともに食べれなかった。

今年は風邪をひかなくてよかったーなんてはしゃいでたら年の瀬に一気にウイルスにボコボコにされて視界がFPSゲームの瀕死状態の主人公になるなんていうのは隔年でくることである。中2のときには胃腸炎になって、そのとき見たSTUTSの動画をなぜか今もよく覚えている。STUTSってどういう綴りだっけと加入したばかりのアップルミュージックから彼の曲を探す。最近こういうことが多い。

朝起きて食欲はあったんだけどまだ熱もあるし、ということで昼飯までぶっ続けで寝た。昨日の今日でここ数年で一番寝たので10時くらいからもう寝落ちすることも不可能になった。休日の朝は早く起きる人間だが、そうじゃない人ってこんな感じなんだろうか。台所にいったら肉の詰まったラーメンが配膳されていて寝起きの体にこれはキツすぎると半分親に押し付けて食パンを食べた。今年ツイッターでみたどんな男より最低だった。

病み上がりだし勉強はしない方がいいかな...と「病み上がり 勉強」で検索したり家の中でウジウジしたりして結局今日は勉強しないと決意を固めた。録画したNiziUの特集を流す。J.Y.Parkの曲がもともと好きだったがこの特集で完全に持っていかれた。

勉強から解放されたのは久しぶりだった。ユーチューブの履歴を検索したりして今年1年間よく聴いた曲を選ぶ。日記も書こうかなと思って久しぶりに編集画面を開く途中、去年のおれが書いた下品な記事があって再び体調を崩しそうになった。消さないとと思いながら何ヶ月も時間が流れている気がする。そして今消しました。今年は学校から頭がおかしくなるまでレポートを書かされまくったからか字数を稼ぐのがだいぶ上手くなった。そうやってできるのはいつもカスみたいな文章である。

今年は勉強をがんばった。100点をテストで取ったのはいつも列の先頭だった小学生時代以来である。やりたい仕事があるってどういう気持ちなんだろうとずっと思っていたが、薬剤師が自分にとってそれだったらしく、目標ができたのはいいことだった。

一方でおれの通っている工業高校と真っ向から衝突したり、いろんな時間を失ったのは残念。あと今年で印象的なことといえば、腹にくびれが生まれた。それと、いろんな音楽を聴けた気がする。特に今年は自分の好きな音楽周りだけでなく、全然知らない人が聞いている曲を聞こうという掘り方をして思いもよらないところでいい曲に出会えた。あとアップルミュージックにも加入した。サブスクは性にあわないと思っていたけど、意外と心地いい感じがしています。後押ししてくれた人ありがとう!

来年はもっと弱音ばっかり吐いてないでいきたいです。ことしも一年ありがとうございました!!!

 

北海道のような男達

ウイルスの流行で自粛生活が始まってだいぶ時間が経つ。最近は外を見ると人の数も多くなっている。

バカ真面目にこもる必要もないかもしれない気がするが、外に出ても色々なキモい自意識で卒倒する病気を抱えているおれは反骨心剥き出しで窓をピシャリと閉めてネットを見ると落ち着く。すみっコぐらしのすみっこが最悪の場所にすり替わったといったところだろうか。

最近流行っているチー牛顔のせいで外に出たがために知らない人にあー見てーあれ三色のチー牛顔だよーとか示唆されたりしたら多分命を絶つ自信がある。見えない敵とわざわざ外に出て戦うおれだけ一生自宅禁錮とかでいいんじゃないか。

朝飯。最近納豆を食べている。

味はそこまで嫌いじゃないが、味と一緒についてくる様々な要素は苦手だったし、小学生の頃に納豆が給食の献立に入っているとなんと配膳用のお盆をまるごとひっくり返してしまう(あらかじめ全部の品が入ってから実行する。いいのかそれで)友達がいてあんまり美味しいなと思って食べれる感じではなかった。

しかしなんか納豆には美容効果があるらしく女性が結構食べてるとのこと。

納豆の見た目の異様さは女性の理想とするものランキングでは恐らくかなり下位に入っている。少なくとも1位とかになってたら石原さとみの金麦のCMとか、この世のあらゆる女性の笑顔はより粘度が増え、黒い画面に反射するオタクのようにニチャニチャしているわけである。テレビでずっとみんながそんな様子でいたら人と喋っているときの陰キャラ特有の気持ち悪い自分の笑顔がよぎって死にたくなるだろう。

しかし納豆に入っているポリアミンやらアミノ酸やらなんやら消化酵素とセットで出てくるような栄養素は人に美容効果をもたらすらしい。そんなこともあり今ご飯には納豆を乗せている。朝の人間の口はマジで汚いのでそこに納豆をぶちこむのは勇気がいる。一週間続けても顔に変化がないのでなんで豆を嬉々の表情で食べてるんだろうと我にかえる。

アトピーの薬を全身に塗った後勉強。

www3.plala.or.jp

一万リツイートのつぶやきの引用リツイート一覧とは違う厳しさが勉強関連サイトにはある。引用リツイートを可視化しようという性根の腐ったアイデアを通したツイッター本社の人間の心は間違いなく心が腐っている。ヤフー知恵袋の勉強カテゴリーにいる句読点のみで感嘆符のない感情を失ったおじさんの回答者が一番胃に来る。この間化学でわからない問題があったから検索して当たったサイトを訪問したらエロサイトで出る詐欺のウイルスにかかったよ。ネット上のサイトは年々増加してるし目的のサイトに辿り着けないわいせつウイルスもいるよね。くたばれや

漠然と「薬剤師になるか…」という思いが湧き、それ以来ずっと毎日何時間も勉強している。「お前高1なのに今から受験勉強ってせっかちすぎだろ、だからハゲるんだよハゲ」という仮想敵が浮かぶ。

おれの高校は理系は理系だが方向性が違う上、専門性の高い勉強に進学するにつれ徐々に移行していくため今から死ぬほど勉強しなければ道を開くことはできないだろう。まだ本気で決めたわけじゃないけど、本気で目指したくなっていざ勉強するぞ!となったときに急に脳に良い成分をおれの身体が出しまくるような主人公補正がかかるとかそういうことはないのである。ていうかその補正随分気持ち悪いかかり方だな。一応今から勉強しておこうという心置きで今はいる。

平日、家にいるときはテレビをずっとつけている。昔、熱を出して学校を休んだときに寝ながら学校にいる時間帯に放送してる番組を観たとき、革命が自分の中で起きた。生きている限り自分の人生を「おれには関係ないわ」と突き放すことはできないけども、なんか初めて平日の昼のテレビを観たときだけは少しそこから離れた気がした。これが原因で仮病癖がついて中学3年間廃人のような通知表を貫き通した。高校にはなぜかいけた。

youtu.be

エールを見るため一旦勉強を中断。窪田正孝を初めて見たのは確かドラマのデスノート。最終回が焼肉定食エンドと言われたことは記憶に新しいが、天才サイコパスからこの素朴な作曲家までこなす役の振り幅はすごいとしか言いようがない。おまけに先日、窪田正孝が誰だって波乱万笑っぽい番組でEXILEのダンスをこなす動画をYouTubeで見てしまい思わず憤慨してしまった。できないことがない。おれもこんな天才になりたい、もちろん努力したのも知っているけど。まず死んだ髪質を治そう。

その後あさイチ清原翔が出ていた。最近sumikaのミュージックビデオに出てたっけ。以前出演した映画の監督に「もう今までみたいに談笑している暇はないぞ」と最終回の撮影の前日にLINEされたというエピソードを聞き震え上がる。もうおれは最悪だからそんなLINEを入れられたら絶対にスパム報告してアカウントを使えなくするだろう。プロは違う。

あと、YOASOBIというバンドが出てた。他に似たバンド名でヨルシカとずっと真夜中でいいのにというバンドが存在する。おれはYOASOBI以外はあんまり聞いたことないけど、この3組はボカロPの文脈にあるという。うごメモでひたすらボカロにPVをつけた動画を見続けてボカロ曲を探していた小学校時代を思い出す。

やがて家を出る時間になった。今は9時半。登校まで40分かかるが、それでも開始時刻の11時までには時間が余る。ちょうど今真面目系クズという言葉がツイッターのトレンドに上がっていて胸が痛いのだが、待ち合わせより早すぎる時刻に場所に到着する人間は時間管理が下手なルーズだということを検索して知った。なぜ自分から重箱の隅をつつかれにいくのか。

準備をして玄関に向かう途中、突然刺すような痛みが直撃。すごい痛かったので叫んだ。誰もいない家におれのうめき声が残響した。便意だ。最近何故かsiriの穴(英語:anus)がすごい痛いのでできればこのままうんこを腹に食べて死ぬときに撒き散らしたいのだが、うんこを溜めたときの屁はマジで臭い。おれは昔バレたら地元で一生いじめられるくらいの屁をしたことがある。

クソ、痛すぎる…クソだけに…夏のウォシュレットは一段と冷たい上、ケツにあたる水は冷たいほど危険らしい。そんなことを言われたらいよいよ近場の温泉でぶっこくしかないわけだ。菅田将暉の見たこともない景色のジャケットのポーズで便器のレバーを倒す。しかしなぜか様子がおかしい。水位がなかなか下がらないのである。なんとなく最近水の音が鈍い気がしたが、この便器そろそろ寿命らしい。一回トイレを出て台所から割り箸を持ってきてトイレットペーパーを分解した。まだ自宅だがすでに嫌になってきた。

自転車で通学。近所の中学校と小学校の前を通る。おれが通ったところじゃないが。中学校ではノッポの先生が体育をしていた。小学校の体育館から鳴る鉄琴。20メートルシャトルランだろうか。50回をすぎたあたりでおれが脱落した次のターンからぽろぽろリタイアする人間が出始めるのがかなり辛かった覚えがある。今となってはいい思い出。

二回ある坂で足を壊して学校の近くまで。本来の駐輪場に停めるのは初めてなのでルートを確認するため、前日にストリートビューで確認した。坂がキツい。途中よくわからない動物がいた。近づいたら逃げられたのちボチャンという音がした。死んだのか?自転車を漕ぎながらのマスクの着用はキツい。呼吸が苦しくなると全身も比例して痛む。白鵬をリュックに詰めて自転車を運転している気分だ。

自転車を置いて鍵を抜く。鍵の刺さっている自転車をパクろうなんて気には多分一生なれない。(いけないとかじゃなく、怒られるのが嫌だから)校舎に向かおうとすると20段くらいの角度がついた階段が。この学校、SASUKEなのか…?

目をひん剥いて階段を登る。日差しが強いため失明すると思ったのでやめた。自販機でなんか買おうかと思ったが、当方自粛期間で食べ物を食べていたらなぜだか実年齢より30歳ほど腹が老け家から着れるボトムがどんどん無くなってきているので痩せるためにやめた。顔の造形もレビューに困るような仕上がりだし、肌荒れも酷い上親の遺伝で毛深いため太ったら完全に終わる。大人になったらレーザー脱毛したい。

5階までの階段を登る。2回くらい帰ろうかと思った。すでに一人到着しており信じられないほど悔しかった。こんにちはと挨拶されたので返事をしたが力を入れすぎて怒っているように聞こえたかもしれないと今もビクビクしている。

話したこともないのでお互いスマホを教室でいじる空気の不味い時間。やがて続々とクラスメイトがきたが誰もおれの席の近くに座らない。本当に誰も近付かないのでもうおれが24時間不休で嫌な匂いか人の神経を刺激するようなウイルスをばら撒いてるかの二択しか思い浮かばない。

時間になるとクーラーボックスを持って先生が来た。(あたりまえです)瞬きが多い。

最初教員紹介のページで先生の項目を見たとき陸上のユニフォームを着て、多分撮影した日に日差しが強かったんだろうけど目をしかめた表情が威嚇のようだった上、文章中に命令形の活用で格言が書いてあってあまりの仰々しさに腰を抜かしたため、恐怖の中iPhone内蔵のタイマーを5秒で止める遊び(4Gになると基本これしかしてません)をしながら先生を待っていたのだが、話している姿を見るとすごい優しそうな先生だった。

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勇姿

人とコミュニケーションするとき、文章と話したときの印象の違いは顕著だ。スマホに依存しすぎて母音に子音を足せなくなったため日々ネットで足りない語彙で喋っているおれも実際に生・人間に会うと「あー」「いいね」「うん」「えー」「おーすごい」以外の相槌が出てこない。おれはこれをカスのあいうえおと呼んでいる。

先生から説明やらなんやら受けたあと「みんな暑いと思うのでアイスを買ってきました」とアイスをクーラーボックスからおもむろに取り出した。ガチの不景気の今、先生の優しさがつむじから伸ばしすぎてU字にカーブした足の親指のヤバイ爪まで染みる。医者に行くと抜き打ちで剥がれそうなので放置している。

四種類のアイスを選ぶ。全てバー状のものだった。

 

 

 



何味かまで覚えてないが、ホームランバーにはリーダーシップのありそうな人たちが密集しており4歩引いて見ていてもけおされそうだったので無難に王道の北海道バニラバーを手に取った。83000平方キロメートルの北の大地、おれの15年間で備蓄されたルサンチマンまで受け止める広大さである。

北海道の土地にキツい私情をぶつけながらアイスを食べながら人の自己紹介を聞く。異様だった。自分の番がきた。当たり障りのないことを言って終了。

来週のオリエンテーションの説明が始まった。グループは共通のアイスを選んだ人で組まれるという。背伸びしてホームランバーに行っていたら惨めさで会話に入れないまま班長とかにさせられて実施日まで苦しまなければならなかっただろう。グループを決めて欲しい言われたので、初対面の四人で相談し「北海道のような男達」に決定。

熱中症の疑いのある友達と昼飯を食べて学科別の実習先へ。作業着を貰う。おれの知り合いで同じ名字の人がこの学校にいたらしく、サンボマスター山口似の先生に「兄貴はいるか?」と言われる尾田栄一郎的なシーンに。いないです。作業着を着て少し痩せた気がした。

工場に行くとサンボマスター山口似と伊藤健太郎似の他に数人の先生がいた。

工場長の人に金属加工の機械がいかに危険か、レポートの提出期限、レポートの提出箱に用紙を立てて置くのはやめたほうがいい、という話を聞いた。

自分から学科を選択したにもかかわらず昔から工作で使う電動ノコギリや家庭科のミシンは苦手だ。この日も指が飛ぶとか言われたから終始鉄の恐怖にうなされて夜は先生に怒られる夢まで見た。どれだけ不快の寛容さが無いんだおれは。

しかし危険を知らないことよりも危険なことはないとも思う。前向きに頑張ろうと思った。とりあえずこのくらいで終わり。まだ学校には慣れてないが、こういう記録を取ることは大事だと思う。かつて中学を休んでいた頃の記憶が岡崎体育のBASIN TECHNOと高橋優のパイオニアにあるように。

星野源のグーの「グー」は、何

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星野源

上画像で素朴に笑うこの男、1981年にオギャンと埼玉県に誕生し、インストバンドサケロック大人計画での演劇活動、コラムやエッセイの執筆をひたむきに頑張り続けた結果、ぼくらが何だかわからないうちに紅白のトリを独占、親からもらった体だけで118億の経済効果を叩き出すまでに急成長していた。親からもらった体を自分で壊していろんな病院をはしごしているおれとは違う。先月から高校生になり診療費もバカにならなくなったのも痛手である。このままメガバンクになろうとしている一人の人間のような経歴になってしまったがざっくりまとめると星野源はこんな感じである。もちろんいろんな苦労があったことも知っている。

news.livedoor.com

星野源アイマスを愛している

星野源の曲、というとどんなものが浮かぶだろうか。ブラックミュージックや、細野晴臣が世に広めたエキゾチカに大きく影響を受けた楽曲。他にもバックボーンはあるが説明するとキリがないのでここらへんにしておく。

歌詞はどうだろう。平坦でありながらキャッチーなフレーズも多い。今これを書いてる横でテレビでノンストップが流れている。ノンストップのテーマ曲「Non stop」は星野源の曲だが「夜の姿になるまでノンストップ(多分そう歌っている)」というフレーズ。この軽快さが星野源の歌の特徴だと思う。爽やか、疾走感、よりも軽快さという言葉がちょうどいい感じ。

平坦、と書いたが星野源の歌詞にはこの意識が顕著に出ているものが多い。最近の曲は世界進出の具合に比例して、普遍的なこの世への意識が強く歌詞に出ているものもある。が少なくとも星野源の軸はブレていないような気がする。

愚痴になるがおれはここ一年くらいで星野源はスーパーオーガニズムのオロノに影響されたなと思った。ひるむことなく意見を言えるのはいいことだが、日本の文化の問題になっているところを批判するのではなく、自分の好みに合わない日本の文化に好き勝手言っているように見えるオロノの姿勢は少し苦手だった。結局ここでしか人の好き嫌いを言えないおれが人の芯の太さにどうこう言っても説得力はないが…

星野源の歌は、ほかのアーティストと比べて非日常を感じる歌が少ない。(あるにはあるが)恋の「この世にいる誰も二人から」やアイデアの「続く日々を奏でる人へ」など、当たり前を重きに置いているという感じはなんとなく伝わってくると思う。一気に駆け抜けるような歌詞ではなく、いつまでも足踏みをしているような歌詞が続く。

星野源の歌詞に出てくる人間は自分主体で普通の日常を望んで送っている。そこにタワーマンションに住む人間などの「自分とそれ以外の人間」みたいな比較対象は存在しない。

星野源の影響なのか近年の恋愛ソングの歌詞はこういう傾向が増えているが、星野源とそれらの歌が違う点は「そんなものがなくても私たちはいいですよ」というマインドだとおれは思う。高望みしなくてもあなたがいるならいいというような、ある種派手への対抗のようにもとれる形で普通の日常を送る歌にしばし出る「生活」っぽいモチーフ(例:コンビニ)になんとなく素直に向き合えないおれであるが、星野源の歌詞は比較対象を排除してただ

「ああ幸せだー」

と噛み締めているから好きなんだと思うわけです。星野源は生活というものをあまり好きでないと公表している。  

どうだろうか。星野源の歌は平凡な日常を送る自分を高めの位置から俯瞰しているのではなく、平凡な日常を送る自分が自分の目線で見たものをそのまま写している。生活を素晴らしいものにしようと、自分の身の回りに向き合い面白さを見出すという姿勢は歌の中にも。生活は丁寧な暮らしのようなものではなく、つまらないの中で面白いものを探す努力をすることに近い、というのが星野源的な咀嚼の仕方だと思った。

 

星野源の初期の歌は特にその色が強い。ばかのうたにある歌は普遍的日常を送る人間(本で言及されていたがどうも登場人物は星野源自身ではないらしい)が悶々と考えることが歌詞にそのままなったようだ。

このアルバムに収録されているグーという歌がある。星野源のセルフライナーは「好きな人と一緒に死ねたらいいよね」ということになっている。本筋とはズレるが、星野源が生活の描写にこだわる理由もこの歌に少し隠れているような気がするので、そこについても書いていきたい。

youtu.be

少し脱線するが、死ぬ瞬間と普遍的な幸せがある歌詞として、シロップ16グラムのイマジンは共通している。

「将来は素敵な家とあと犬がいて」

「最後はベッドでありがとうって言って」

「人は人のまんまで そのままで美しい」

初めて知ったときはなんとも思わなかったが、聴いているうちに星野源のグーの思想と似ているなと思った。これも是非聞いて欲しい。

 

夢を見た日の寝起きの顔

ぶちゃむくれているけれど好きなの

ファンデーションより

すごいまつげより

グーグーグーグーグーグーグー

寝た後の顔がいい

 

人間の寝起きの顔はむくれている。女性ならば化粧をする人も多いので寝起きの顔は何も手を施していないすっぴんということになる。前に、ナンパした女性と寝て次の朝起きたら別人だったという話をネットで見かけた。それほどメイクで劇的にかわいくなる人もいる。

ぶちゃむくれているけれど、というのはすっぴんの顔は少し変かもしれないけどということだろうか。けれどという否定を入れてから「好きなの」ということは別に顔がどんな造形であってもいいしありのままのあなたを受け入れるよ、ということを言いたいのだろう。次に続くのは化粧品。ファンデーション、すごいまつげはない「寝た後の顔」がいい。この曲はこの文の構成を変えないまま最後まで流れる。Aメロとサビを5回繰り返して終了という異質な作曲。

 

西日差し込む居間の中で

しわを重ねた口がポッカリと

すごい着物より

輝くドレスより

グーグーグーグーグーグーグー

昼寝のよだれがいい

 

 

西日差し込む部屋というのは夕方の部屋。しわを重ねた口がポッカリとという歌詞を見ると二人は歳をとったのかと思うが、次の「すごい着物より 輝くドレスより」という歌詞は結婚式を連想させる。寝起きの顔を鏡で見るとこんなに老けてたっけと思うくらいほうれい線が濃くなっていることがおれはたまにあります。寝過ぎてシワを重ねただけともとれる

二人は結婚するのかしたのか。それは星野源にしかわからないが、いきなり結婚のモチーフが出てくるということは直近のタイミングで結婚したのだろう。結婚式の疲れで昼寝も長くなってしまい、よだれを垂らすほど熟睡してしまった妻。でもそんな顔がいい。そういう解釈もできる。

すごい着物より輝くドレスより昼寝のよだれがいいというのは、1番の寝た後の顔がいいのラインと同じ意味だけを持つわけではないと思う。結婚式という非日常からの解放。家に帰るといつもと変わらない時間がある。

星野源の思考の本質はこの部分にあるんじゃないか。当たり前の日常は素晴らしいものがあると一周回った考えを漠然と受け入れることをせず、地味な生活と向き合った結果、妻の寝顔、それもよだれが僕は好きなんだと。そうやって幸せを見出して、当たり前の日常「にも」素晴らしいものがあると噛み締める。

見る人によっては狂気的な幸せだともとれてしまうが、そもそも生活にわかりやすい派手な幸せのようなものは存在しないから、楽しみを見つけて前向きに生きようというパワーが星野源の歌にはある。

 

 

白いカーテンが揺れたよいま

この部屋にいつ来たのかわからない

すごい機械より

白いベッドより

グーグーグーグーグーグーグー

うちの布団がいい

 

 

この部屋にいつ来たのかわからない、と言っているので、目を覚ましたらいきなり知らんとこに置かれた、という状況。すごい機械と白いベッドが連想させるのは病院である。うちの布団がいいというのは安心感や妻を求めているということかな。

ここからはもう完全におれの主観なので解釈違いで拳を飛ばす前に電源を消すのがオススメだが星野源の恋愛ソングは基本的に相手がいない。(聴き手に語りかける歌は別にしても)というか、喋り言葉な感じがない。そもそも全ての歌詞がついた歌は作者の独り言のため話す相手なんかいないのだが。

RADWIMPSとかクリープハイプは主人公が面倒な人間なことも多いため相手を無視したままベラベラ喋るような歌詞が多いが、星野源の歌詞はラブソングであっても相手とコミュニケーションをしているのではなく自分の心の中の独白のような歌詞が多い。

このグーという歌も恋愛ソングでありながらあまり相手がいる感じはない。この3番で「白いカーテンが揺れたよ」というフレーズがあるが、これも恐らく相手に話しているわけではない。なんでこんなに内省的なのかと思ったが、星野源の恋愛ソングはグーからわかるように恐らく好きな人を主体に書いているのではなく、1日の中にある好きな人、という視点で書いているからではとふと気づいた。

 

 

隣の椅子で寝起きの顔

疲れてるのその笑顔好きなの

エロいナースより

管だらけより

グーグーグーグーグーグーグー

お前の隣がいい

 

椅子で眠る妻。おそらく見舞いに来たのだと思う。おれは逆上がりに失敗して腕の骨を折ったと同時に手足口病(4日ぐらい口の中が痛すぎてほぼ何も食べれませんでした)になったとき点滴を何時間も打つことになって、親も病室にいたのだがしばらくして寝てしまったのを見たことがあるからこの歌詞は共感する。エロいナース、管だらけというところで病院だとわかる。1番からの推移を見ると寝た後の顔からお前の隣という、少しだけだが抽象的なものになっている。なんでもいいから妻といたいという思いが伝わる。

 

 

見慣れた天井見て笑う

二人の布団は少し狭いな

寝起きの顔は

たぶん見れないけど

グーグーグーグーグーグーグー

お前の懐で

グーグーグーグーグーグーグー

少し眠ろう

 

 

見慣れた天井というのは入院しすぎて見慣れた病室かと思ったが、この歌は病院より家で死にたいという歌なのでこれは自宅ということだそう。大好きだった寝起きの顔はもう見れないが、少し寝よう。もう見れないというのはこの歌が夫婦一緒に死ぬ歌だから妻は永眠してしまう上、自分も起きることはないということを含んでいるんだろう。ここで歌詞は終わっている。うまくまとまらなかった上、途中の独白うんぬんは本当に意味が分からなくなったが、一応こういう文章をかきたくなったからかいたという記録として残しておく。

最後に、タイトルのグーだが、睡眠のモチーフが頻出しているので寝息なのではないかと思う。寝起きの顔がいいからグー、という考察もある。他にもあったらぜひ教えてください。