かいどぅ

日記など

北海道のような男達

ウイルスの流行で自粛生活が始まってだいぶ時間が経つ。最近は外を見ると人の数も多くなっている。

バカ真面目にこもる必要もないかもしれない気がするが、外に出ても色々なキモい自意識で卒倒する病気を抱えているおれは反骨心剥き出しで窓をピシャリと閉めてネットを見ると落ち着く。すみっコぐらしのすみっこが最悪の場所にすり替わったといったところだろうか。

最近流行っているチー牛顔のせいで外に出たがために知らない人にあー見てーあれ三色のチー牛顔だよーとか示唆されたりしたら多分命を絶つ自信がある。見えない敵とわざわざ外に出て戦うおれだけ一生自宅禁錮とかでいいんじゃないか。

朝飯。最近納豆を食べている。

味はそこまで嫌いじゃないが、味と一緒についてくる様々な要素は苦手だったし、小学生の頃に納豆が給食の献立に入っているとなんと配膳用のお盆をまるごとひっくり返してしまう(あらかじめ全部の品が入ってから実行する。いいのかそれで)友達がいてあんまり美味しいなと思って食べれる感じではなかった。

しかしなんか納豆には美容効果があるらしく女性が結構食べてるとのこと。

納豆の見た目の異様さは女性の理想とするものランキングでは恐らくかなり下位に入っている。少なくとも1位とかになってたら石原さとみの金麦のCMとか、この世のあらゆる女性の笑顔はより粘度が増え、黒い画面に反射するオタクのようにニチャニチャしているわけである。テレビでずっとみんながそんな様子でいたら人と喋っているときの陰キャラ特有の気持ち悪い自分の笑顔がよぎって死にたくなるだろう。

しかし納豆に入っているポリアミンやらアミノ酸やらなんやら消化酵素とセットで出てくるような栄養素は人に美容効果をもたらすらしい。そんなこともあり今ご飯には納豆を乗せている。朝の人間の口はマジで汚いのでそこに納豆をぶちこむのは勇気がいる。一週間続けても顔に変化がないのでなんで豆を嬉々の表情で食べてるんだろうと我にかえる。

アトピーの薬を全身に塗った後勉強。

www3.plala.or.jp

一万リツイートのつぶやきの引用リツイート一覧とは違う厳しさが勉強関連サイトにはある。引用リツイートを可視化しようという性根の腐ったアイデアを通したツイッター本社の人間の心は間違いなく心が腐っている。ヤフー知恵袋の勉強カテゴリーにいる句読点のみで感嘆符のない感情を失ったおじさんの回答者が一番胃に来る。この間化学でわからない問題があったから検索して当たったサイトを訪問したらエロサイトで出る詐欺のウイルスにかかったよ。ネット上のサイトは年々増加してるし目的のサイトに辿り着けないわいせつウイルスもいるよね。くたばれや

漠然と「薬剤師になるか…」という思いが湧き、それ以来ずっと毎日何時間も勉強している。「お前高1なのに今から受験勉強ってせっかちすぎだろ、だからハゲるんだよハゲ」という仮想敵が浮かぶ。

おれの高校は理系は理系だが方向性が違う上、専門性の高い勉強に進学するにつれ徐々に移行していくため今から死ぬほど勉強しなければ道を開くことはできないだろう。まだ本気で決めたわけじゃないけど、本気で目指したくなっていざ勉強するぞ!となったときに急に脳に良い成分をおれの身体が出しまくるような主人公補正がかかるとかそういうことはないのである。ていうかその補正随分気持ち悪いかかり方だな。一応今から勉強しておこうという心置きで今はいる。

平日、家にいるときはテレビをずっとつけている。昔、熱を出して学校を休んだときに寝ながら学校にいる時間帯に放送してる番組を観たとき、革命が自分の中で起きた。生きている限り自分の人生を「おれには関係ないわ」と突き放すことはできないけども、なんか初めて平日の昼のテレビを観たときだけは少しそこから離れた気がした。これが原因で仮病癖がついて中学3年間廃人のような通知表を貫き通した。高校にはなぜかいけた。

youtu.be

エールを見るため一旦勉強を中断。窪田正孝を初めて見たのは確かドラマのデスノート。最終回が焼肉定食エンドと言われたことは記憶に新しいが、天才サイコパスからこの素朴な作曲家までこなす役の振り幅はすごいとしか言いようがない。おまけに先日、窪田正孝が誰だって波乱万笑っぽい番組でEXILEのダンスをこなす動画をYouTubeで見てしまい思わず憤慨してしまった。できないことがない。おれもこんな天才になりたい、もちろん努力したのも知っているけど。まず死んだ髪質を治そう。

その後あさイチ清原翔が出ていた。最近sumikaのミュージックビデオに出てたっけ。以前出演した映画の監督に「もう今までみたいに談笑している暇はないぞ」と最終回の撮影の前日にLINEされたというエピソードを聞き震え上がる。もうおれは最悪だからそんなLINEを入れられたら絶対にスパム報告してアカウントを使えなくするだろう。プロは違う。

あと、YOASOBIというバンドが出てた。他に似たバンド名でヨルシカとずっと真夜中でいいのにというバンドが存在する。おれはYOASOBI以外はあんまり聞いたことないけど、この3組はボカロPの文脈にあるという。うごメモでひたすらボカロにPVをつけた動画を見続けてボカロ曲を探していた小学校時代を思い出す。

やがて家を出る時間になった。今は9時半。登校まで40分かかるが、それでも開始時刻の11時までには時間が余る。ちょうど今真面目系クズという言葉がツイッターのトレンドに上がっていて胸が痛いのだが、待ち合わせより早すぎる時刻に場所に到着する人間は時間管理が下手なルーズだということを検索して知った。なぜ自分から重箱の隅をつつかれにいくのか。

準備をして玄関に向かう途中、突然刺すような痛みが直撃。すごい痛かったので叫んだ。誰もいない家におれのうめき声が残響した。便意だ。最近何故かsiriの穴(英語:anus)がすごい痛いのでできればこのままうんこを腹に食べて死ぬときに撒き散らしたいのだが、うんこを溜めたときの屁はマジで臭い。おれは昔バレたら地元で一生いじめられるくらいの屁をしたことがある。

クソ、痛すぎる…クソだけに…夏のウォシュレットは一段と冷たい上、ケツにあたる水は冷たいほど危険らしい。そんなことを言われたらいよいよ近場の温泉でぶっこくしかないわけだ。菅田将暉の見たこともない景色のジャケットのポーズで便器のレバーを倒す。しかしなぜか様子がおかしい。水位がなかなか下がらないのである。なんとなく最近水の音が鈍い気がしたが、この便器そろそろ寿命らしい。一回トイレを出て台所から割り箸を持ってきてトイレットペーパーを分解した。まだ自宅だがすでに嫌になってきた。

自転車で通学。近所の中学校と小学校の前を通る。おれが通ったところじゃないが。中学校ではノッポの先生が体育をしていた。小学校の体育館から鳴る鉄琴。20メートルシャトルランだろうか。50回をすぎたあたりでおれが脱落した次のターンからぽろぽろリタイアする人間が出始めるのがかなり辛かった覚えがある。今となってはいい思い出。

二回ある坂で足を壊して学校の近くまで。本来の駐輪場に停めるのは初めてなのでルートを確認するため、前日にストリートビューで確認した。坂がキツい。途中よくわからない動物がいた。近づいたら逃げられたのちボチャンという音がした。死んだのか?自転車を漕ぎながらのマスクの着用はキツい。呼吸が苦しくなると全身も比例して痛む。白鵬をリュックに詰めて自転車を運転している気分だ。

自転車を置いて鍵を抜く。鍵の刺さっている自転車をパクろうなんて気には多分一生なれない。(いけないとかじゃなく、怒られるのが嫌だから)校舎に向かおうとすると20段くらいの角度がついた階段が。この学校、SASUKEなのか…?

目をひん剥いて階段を登る。日差しが強いため失明すると思ったのでやめた。自販機でなんか買おうかと思ったが、当方自粛期間で食べ物を食べていたらなぜだか実年齢より30歳ほど腹が老け家から着れるボトムがどんどん無くなってきているので痩せるためにやめた。顔の造形もレビューに困るような仕上がりだし、肌荒れも酷い上親の遺伝で毛深いため太ったら完全に終わる。大人になったらレーザー脱毛したい。

5階までの階段を登る。2回くらい帰ろうかと思った。すでに一人到着しており信じられないほど悔しかった。こんにちはと挨拶されたので返事をしたが力を入れすぎて怒っているように聞こえたかもしれないと今もビクビクしている。

話したこともないのでお互いスマホを教室でいじる空気の不味い時間。やがて続々とクラスメイトがきたが誰もおれの席の近くに座らない。本当に誰も近付かないのでもうおれが24時間不休で嫌な匂いか人の神経を刺激するようなウイルスをばら撒いてるかの二択しか思い浮かばない。

時間になるとクーラーボックスを持って先生が来た。(あたりまえです)瞬きが多い。

最初教員紹介のページで先生の項目を見たとき陸上のユニフォームを着て、多分撮影した日に日差しが強かったんだろうけど目をしかめた表情が威嚇のようだった上、文章中に命令形の活用で格言が書いてあってあまりの仰々しさに腰を抜かしたため、恐怖の中iPhone内蔵のタイマーを5秒で止める遊び(4Gになると基本これしかしてません)をしながら先生を待っていたのだが、話している姿を見るとすごい優しそうな先生だった。

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勇姿

人とコミュニケーションするとき、文章と話したときの印象の違いは顕著だ。スマホに依存しすぎて母音に子音を足せなくなったため日々ネットで足りない語彙で喋っているおれも実際に生・人間に会うと「あー」「いいね」「うん」「えー」「おーすごい」以外の相槌が出てこない。おれはこれをカスのあいうえおと呼んでいる。

先生から説明やらなんやら受けたあと「みんな暑いと思うのでアイスを買ってきました」とアイスをクーラーボックスからおもむろに取り出した。ガチの不景気の今、先生の優しさがつむじから伸ばしすぎてU字にカーブした足の親指のヤバイ爪まで染みる。医者に行くと抜き打ちで剥がれそうなので放置している。

四種類のアイスを選ぶ。全てバー状のものだった。

 

 

 



何味かまで覚えてないが、ホームランバーにはリーダーシップのありそうな人たちが密集しており4歩引いて見ていてもけおされそうだったので無難に王道の北海道バニラバーを手に取った。83000平方キロメートルの北の大地、おれの15年間で備蓄されたルサンチマンまで受け止める広大さである。

北海道の土地にキツい私情をぶつけながらアイスを食べながら人の自己紹介を聞く。異様だった。自分の番がきた。当たり障りのないことを言って終了。

来週のオリエンテーションの説明が始まった。グループは共通のアイスを選んだ人で組まれるという。背伸びしてホームランバーに行っていたら惨めさで会話に入れないまま班長とかにさせられて実施日まで苦しまなければならなかっただろう。グループを決めて欲しい言われたので、初対面の四人で相談し「北海道のような男達」に決定。

熱中症の疑いのある友達と昼飯を食べて学科別の実習先へ。作業着を貰う。おれの知り合いで同じ名字の人がこの学校にいたらしく、サンボマスター山口似の先生に「兄貴はいるか?」と言われる尾田栄一郎的なシーンに。いないです。作業着を着て少し痩せた気がした。

工場に行くとサンボマスター山口似と伊藤健太郎似の他に数人の先生がいた。

工場長の人に金属加工の機械がいかに危険か、レポートの提出期限、レポートの提出箱に用紙を立てて置くのはやめたほうがいい、という話を聞いた。

自分から学科を選択したにもかかわらず昔から工作で使う電動ノコギリや家庭科のミシンは苦手だ。この日も指が飛ぶとか言われたから終始鉄の恐怖にうなされて夜は先生に怒られる夢まで見た。どれだけ不快の寛容さが無いんだおれは。

しかし危険を知らないことよりも危険なことはないとも思う。前向きに頑張ろうと思った。とりあえずこのくらいで終わり。まだ学校には慣れてないが、こういう記録を取ることは大事だと思う。かつて中学を休んでいた頃の記憶が岡崎体育のBASIN TECHNOと高橋優のパイオニアにあるように。