かいどぅ

日記など

令和になる前に平成覇王バンドRADWIMPSの話したいぞ

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おれは普通といったら語弊はあるんだけども、普通の、サポートメンバーを連れて全国を回るアーティストも好きだけど、バンド音楽もとても好き。といっても、Youtubeで再生回数がめちゃくちゃ少ないバンドとかも日々掘り下げている人にこんな話をしたが最後爪の一枚や二枚は消し飛んでしまうくらいの好きなんだけど。

あと、最近の邦楽ロックファンという、ツイッターで成り上がったクソデカ市場の人たちを見るに、やたらにわか古参論争、顔の話、ライブ会場でのエンカウント、あとはやたらテレビに出ているアイドルやらと比較して評価をくだしたり、tiktokに使われる度に阿鼻叫喚の飲み会を開いてる様子が散見されるのであまり声高らかに「band好きだぜ」という宝島社的なアピールもできない。

これは自分あげではないのだけど、個人的にはにわかだろうが古参だろうが聞いてくれる分には嬉しいし、あとライブ会場でのエンカウントは見た目という先入観を除去してくれる一点のみでツイッターにすがってるおれに突如飛んできたメリケンサックという感じであまり気がすすまない(もちろんしたら楽しいんだろうけど)。

あとなにかを引き合いにだしてレビューをするのはとても恥ずかしい。tiktokの件についても膨大な曲のラインナップからわざわざその曲を選んだのは何か前向きな理由があるからだろうし全然いいと思う。そんなことを考えてるかなしいおじさんなので友達ができないんですね。これやめたいなあ。でもバンド好きです。

レビューに自分の体験とか思い入れを入れるのはかなりダサいし側から見れば絶対変な人だけど、はてなブログの元おれは自由に書けているので許してほしい。Youtubeのコメント欄には書かないから。

もうおれも心も陰毛もおとなになったので、なんでこんなにバンド音楽が好きなんだろうと思うようになった。考えてみれば音楽の手法としたらかなり古めかしいんですよROCK bandというのは。

考えて見て欲しいんですがヒゲと童貞がユニット組んでラップとDTMトラックで客を沸かしてる時代だというのにあいつら未だギター弾いて「このアンプのコンデンサが……」とか言ってるんですよ。ある日いきなり母親がどこのモンかもわからん弥生土器買ってきて料理に使い始めたみたいな時代錯誤。

ただそれでも未だ聞く人がめちゃくちゃいるというのは、カッコいいからですよね。いつまでもそういう小学生の感性が残ってるからおれも未だに良いなあとおもう。

しかもなにがすごいかって、古くはそれこそサザンがオリコンチャートを我が物にしたところから始まってるんだけど、ブームみたいな一過性のものかと思ってた音楽が未だに続いてることであり。

今日は4月27日。もう平成も終わります。そのようなときになればもうバンドもだんだん腐敗していくかもしれませんね。とも思ったがそうではないらしい。

yorozu-do.com

レコード会社とかじゃなくて生命保険会社が集計してるのに2019年という年月を感じますが、平成を代表するアーティストランキングの1位はミスチルらしい。4位が米津玄師なのにおれは驚いてるよ。しないだけで彼は多分3つくらい球団を作れるくらいの個人口座がある。選手全員ヒョロヒョロそうだけど。 

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何も言えねえ

とにかくミスチルを初めとした神の領域のバンドに憧れて平成に生まれたすごいバンドはたくさんあって。特にここ数年は10代からのバンドのもてはやされかたがすごかった気がする。

じゃあ6年前くらいからぽつぽつとで始めたKANA-BOONを始めとした、全国のでっかいライブハウスを毎月毎月回っている発展途上のバンドがどこかしら影響を受けている平成の覇権バンドといったら、RADWIMPSだとおれは思う。

radwimps.jp

よくいわれるのは「前前前世で音楽を聴かない人間からも認知された」というやつである。確かにおれも、バンド音楽という超狭い世界で売れてるという点からバンドを過大評価するのは間違っていると思う。

ただ前前前世より前から、ジャニーズとかLDHとかの陽キャ音楽を聴いてる人までは行かずとも、音楽業界を飛び越えて芸能人までにも認知されているのは、当時ゴリゴリのバンドサウンドを鳴らすユニットとしては珍しかったのだ。

少しくっせえ話をするので読み飛ばして結構だが、現におれもそれまでバンドなぞオッサンくさいものをと思っていたけど、丁度君の名は。がギリ公開されてないとき夏休み明けでなんとなく学校がダルかったので仮病でサボっていたとき、当時ハマっていた僕のヒーローアカデミアというアニメ(面白いので是非読んでね)のMADでたまたま

youtu.be

RADの音楽が使われてるのを見て。そこからのRADをはじめとしたバンドにハマっていくのと反比例して友達は減り、今では人間4人分の乳首くらいしか友達はいなくなってしまったけど、本当に、今聴いてるクリープハイプとかフレデリックとか、ここには字数の関係で書けないくらいあるたくさんの好きなアーティストは全部RADWIMPSが由来してる。堀越耕平ありがとう。三年越しに感謝したい。

キャリアを振り返ると常に彼らは最新鋭のことをしていた。平成を代表しているのも納得がいく。

youtu.be

まだメンバーが五人体制、野田洋次郎のメス音楽ボイスも確立されていないファーストアルバム。ギター桑原が勝手にこの映像のフェス、横浜ハイスクールミュージックフェスティバルに応募していなかったら今のRADはいないのだ。

この大会ではグランプリを獲得しているようだが、今考えてみれば相当異様な光景である。今ではなんら不思議ではないキモステップも、日本語ロックでは珍しい早回しの歌詞も帽子を被ったビジュアルも当時は真新しかった。そういうこともあってのグランプリだろう。

youtu.be

おれが大日本帝国に生まれた3日後発表のセカンドアルバムから。たくさん音源が出てるバンドだが、その中でも結構好きな曲である。

2005年3月というとおれはホギャリンと生後一ヶ月のパワーで選挙カーの如くフロアと親族を沸かせ、Youtubeは開設されて一ヶ月も経っていないころ。コメント欄もまだ返信機能がついておらず矢印でレスしている時代。

そんなときでも相変わらずRADWIMPSは一線を画す音楽をしている。ヒップホップのようなアドリブから始まり、冒頭からへんな空気が充満している。メンバーはギターの桑原以外を一新し新たにドラマー山口とベース武田を迎え入れての収録。

帰国子女というステータスを生かした英語詞がより強調されている。歌詞も最初から最後まで死生観について歌っており、いい意味で10代ならではのパワーと青臭さが抜けている。

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メジャーデビューを果たして二作目から早速めちゃくちゃしている。東芝の金の音が聞こえる。インディーズ時代のゴミみたいなミックスダウンから卒業し、ミュージックビデオもより当時の最先端を走るものになっている。

よりボーカルもハイが効き始め、BPMもpaypayの過剰サービスのようにマシマシになっている。喘息患者が会社付き合いのカラオケで歌わされたらその日のうちに死ぬんじゃないかな。音楽性もよりロックに傾倒している。メジャーデビューに結びついてるのか、演奏技術もより上がっている気がする。今はどうか知らないが、演奏が大変なのでライブでもあまり弾かない曲らしい。

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からの、気持ち悪い歌詞ですよ。人によって好き嫌いが分かれるのはこういうところにある。

あくまで推測ではあるが、この時期の曲は彼女がボーカル洋次郎にいたこともありそのときの影響が如実に出まくっておりここら辺の曲を初心者に進める猛者がいたら社会問題である。ただバンドというものはやはりどこかしら周りと違う面がなければ売れないもの、今のマイヘアイズバッドのさきがけのような歌詞で新規ファンを獲得、ファーストセカンドサードも合わせてヒットしたんですね。

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そしてついに数字を外しての5枚目。もうここまでぶっ飛んでるバンドに法規制とかはないのである。マジで。おれが所属していた軽音楽部でもこれをやろうと提案してきたアホがいたがガチでギタードラムベース野田洋次郎全部ムズイ。東京事変の次にコピバン殺し。軽音楽とは、何でしょうか。

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歌詞も恋愛からは大きく離れ、普遍的な方向にシフトしより文学性が発揮できるバンドという認識になってきた。ライブのキャパシティが大きくなってきたのもこの頃。LDHとやりあえるバンドはおそらく彼らぐらいではないのか。公開から9年、未だに著作権侵害とかきてないんですね。

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かと思えばふところから出てくる凶暴性。バンドをするにはある程度のイカれ具合が必要なので、ある。本当に何にでも手を出すねこのひとは。毒が抜けたかと思えば本場のロックでおれたちをMP3越しでなぶり殺す。そういう世界。

RADというとどうしても野田洋次郎のちんぽみたいな脳と弦楽器がピックアップされがちだが、この曲はドラムの山口がすごいいい味出してる。ドラムロールバカウマだなあ…

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なんとなくファーストアルバムへの原点回帰、そんな感じの曲。若かりしころの小松菜奈ちゃんいるよ。結婚

やはり11年もバンドを続けていると音楽性も広がるらしい。この頃からミスチルを始め色々なアーティストに知られ始めていた気がする。これをサッカーのテーマソングにした国営放送、良…

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で、積み上げて積み上げて邦楽ロックの頂点に君臨からの、日本映画興行収入歴代4位のアニメーションの劇伴と主題歌ですよ。再生数二億て。もともとミュージックビデオの過半数が一千万回再生されるかなり異質なバンドではあったが、宝くじの話題くらいでしか聞かない数字である。

本当に振り返るとキリがないが、マジでこのバンドをリアルタイムで追いかけられる時代に生まれてきてよかったし、平成が終わるのはなんともさみしいものがありますね。

いつか、音楽の教科書に名前が載って、令和18年あたりに令和うまれがこの記事に貼った動画を見て「高校一年だけど周りが誰もこういう音楽知らなくて悲しい」みたいなコメントつけてくれればいいなと思う。それはある意味恥ずかしいことでもあるんだけど、そういうのって思い出に残るからね。RADを指針に出てくるアーティストが楽しみである。

最後に一番好きな曲で終わろうと思う。みんなも是非聴いてね。ちなみにギターは邦楽ロックの中で一番難しいんじゃないかな…………

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