かいどぅ

日記など

くるりの元メンバーって履歴書に書くやつが出る

f:id:Sapience48:20190222203133j:plain

みんなのうたか?

最近よくおもうことなんだけど、全世界がそうなのかもしれないのはあるが、日本のバンドってマジで短命な気がしています。考えてください。KANA-BOONチャーハンクッキング講座が2013年に投稿され、その替え歌が生まれ見事大ヒットしたのが2015年。イニはweekendsを捨てスカイピースに行きました。時代だね。一時期じゃ武道館公演なんかもしてたし、ロックフェスに引っ張りだこだったフロントマンの魚介類とTHE・バンドマンなヴィジュアルの楽器隊で構成された、バンドの一つの目標みたいなものだったKANA-BOON。アレキサンドロスがこのヴィジュアルだったら確実に売れてない。

それが最近は、ほんとうにめっきり見かけなくなり、邦楽ロック界隈のタグに添えられる画像にも名前をリストアップされることもなくなった。余談ではあるが、あの界隈、髪型で誤魔化す雰囲気ですら隠せないブス男と下半身だけはparty peopleのインキャとmusicfmとtiktokでのロックバンドの立ち位置の話をしてる女の割合が日に日に増しているので気をつけたほうがいい。全部おれのことです。おれがツイッター始めた頃ってこんな感じだったっけ。ていうかなんだかんだ2年お世話になってる。

ほんとうに、数年前じゃミュージックビデオが投稿されるたびに秒で1000万再生、日に日に肥えたメンバーがいたバンドたちも、そのうち消えてしまうということである。つまり余程実力を兼ね備え、その時代の流行に乗り、なおかつ自分たちの音楽をしっかりリスナーの耳性器に挿入し続けていったミスチル、RAD、スピッツバンプなどのバンド以外はそのうちホールツアーからちっさいライブハウスのハコを巡るツアーをする羽目になるのだ。

そういう目で見れば、幾度となくメンバーチェンジをした電通並みのブラックな経営体制ながらも、20年以上一定の人気を保持したくるりは、ほんとうにすごいと思う。

 

f:id:Sapience48:20190222210110p:plain

wikipediaに、独自制作のメンバーの流動表が降臨。東京事変ですら一回だぞ。何かのアイドルグループですか?総選挙とかは今のところ聞いてないんですが、開催予定などあれば連絡ください。くるりという柔らかな名前と対極の経営方針。CEO変えたほうがいい。

ほんとうにフロントマン岸田の音へのこだわりが伝わってくる。オリジナルメンバーは岸田とベーシスト佐藤のみ。DA PUMPか?だからなのか、アルバムごとに音楽性がほんとうに違う。ナンバーガールのナカケンのように岸田のワンマンについていけなくなったのか。佐藤が「脱退したい」なんて言った日が解散でしょう。スピードスターレコーズ一尖りすぎているバンド。

youtu.be

粗悪な画質の中でも、かなりいい粗悪な画質。

東京とつく曲の中でも、かなり上位に検索結果に当たる曲。仮にタイトルが「千種」とかだったらもっと下に言ってたでしょう。歌詞なんかは、デビュー当時離乳食飲んでたやつが社会進出するくらいのばか長いキャリアの中でもかなり初期の曲なこともあってとても普遍的だが、荒い歪んだギターと岸田の優しい声に乗せると完璧なリードトラックになる。強い。あと浪人生感が強い。

こんなのは地方出身者が上京したときに聴いたら管理人のババアにブチ切れられるくらいに泣くでしょう。自分の住んでるとこが田舎なのがコンプレックスな人って一定数いると思うけど、全員これ聞けば、愛着湧くんじゃないかな。

youtu.be

イントロのギターリフばかかよ。神曲の確定演出じゃんよ。あとメンバーのステップなんなんだよ。バズドラに油性マジックで文字書いたの怒られませんでしたか。

曲名で音楽としてのジャンルを表明することほどプレッシャーがかかるものはないが、再生ボタンを押すと決してサンボマスターのような間奏で叫ぶタイプの、典型的なロックサウンドではなく、テンポもゆるやか。最高にロックンロール。失恋の歌なんかもっと短調の曲になりがちなのに明るい。歌詞の中で、全てを受け入れている。

youtu.be

本当に流行の音楽ジャンルを吸収して自分たちの音楽に昇華するのが、うまい。上海蟹あなたと食べたいよ…?

シティポップ、ということばでこういう類の音楽をひとくくりにするのはあまり良くないが、オシャレ音楽のベテランsuchmosをキャリアの差でボコボコにする曲の神構成。曲の最初に流れた歌メロでサビが提示されたのかと思えば、飯テロリリックでリスナーをぶん殴るサビ。同じ言葉を繰り返すのも、取り入れたのだろうか。「上海蟹食べたい」ってすごくキャッチーですね。

似たような曲と比べても突出しているので、印象に残りやすい。ひとはゆったりしたリズムの上で韻を踏みまくられると脳が死ぬ。そういう動物。もちろん語感優先で書かれた詩ではなく、どうやらしっかり都会の廃れを伝えるような意味が込められているらしい。おれはひとの解釈を見ない限り歌詞を汲み取れません。MVもSNS映えしそうなかわいいアニメーション。みんなのうたか?最近のアートワークでもこの絵柄を見かける。

最近はベーシストが木村カエラのバックバンドとしてサポートに入ったそうだし、トランペットが産休から復活したりでますますくるりとしても、いちアーティストとしても活動に拍車がかかっている。岸田が教員になる世界線だしな。 まだ開けていない引き出しを、見たいし聴いてみたいです。あともしだったらリコーダーで加入させてください。

www.quruli.net