かいどぅ

日記など

Perfumeの歌詞は時間が10代から止まっている


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いちいち前のことにいつまでも粘着質に絡むのは非常に格好が悪いことではあるが、以前JAは水星のリミックスにも市場を広げていくべきであるみたいな文を書いてその中の水星とperfumeマッシュアップに取り上げたところ、どうやら本人様に見られたらしく本当にうれしい。ふめつのこころ版もあるんですね!

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聴こう

そしてこの動画を見て改めて思ったことがあるのだが、そういえばおれは、perfumeをしっかり聞いたことが本当になかった。

 おれの中であったPerfumeのイメージといえば

テクノポップダンスができて中田ヤスタカから全てを搾り取りライブにはコンピューターグラフィックスを使い、しかも読み方を指摘するやばいアカウントがついているヤバイ女達」

という感じであった。しかし現に、もしかしてパヒューム?に三回くらい追撃食らってるおれ、そんな尺度で彼女らを計るのは非常によろしくない事態である。アイコもRADWINPSもよく見かけるが、そんなことはパフュームの前ではカス。なので英語で書きますね。

最近のトーキョーガールやらポリリズム(2007年だけど 時の流れは爆速やね)とかは知ってるけど、深いところは聴いてなかったのでしっかり聴こうと思い、早速原曲のマカロニを聴いたところ

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は?なんだこの歌詞はと。最近はなんでもエモいエモい言っておけばいいみたいな風潮があるし、実際おれもよく使う。のだけど実際それがつくコンテンツってだいぶ狭まってますよね。

どこの世界でも「エモいはこういうものに使う言葉」という議論がなされている。最近はポプテピピックの市場参入により事態はよりよくわからなさを深めてきているけど、答えとしてはこういう少し退廃的な表現に取り付けられる言葉がエモいでありその一種の到達点がこの動画ではないのかと。色々とってつけたようなこと言ってすいません。

なにがすごいかってこの曲の「あきれた顔が見たくて〜」みたいな部分なんかマジでそうなんだけど、これって女子と男子で若干ズレが出てくる価値観の「めんどくさいけどかわいい女子」に対してそんなにズケズケ入ってこないじゃないですか。

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完全に憶測で言っちゃうけど、ラブソング的な歌詞を書く人って絶対にこの「めんどくさいけどかわいい女子」みたいな描写で壁にぶち当たるじゃないですか。多分。でその壁のぶち壊し方も十人十色だと思うんですけど大抵このジャンル女性が書くと同性に倒置してるんですね。

あまり引き合いに出したくなかったが、わかりやすい例で言うと、西野カナ。彼女は2010年代の女子をターゲットに一種のムーブメントをぶちおこしたがあれは完全にメスミュージック。少なくとも見ず知らずの女性に取説を書かれたらおれならば3日以内に心不全で死ぬ。あれはどう考えても男子からしたら面倒の比率が大きくなりすぎている。

かと思えば成人男性にも関わらず面倒な女を書くのがめちゃくちゃうまいクリープハイプとかマイヘアイズバッドみたいなアーティストもいる。あんまりメンヘラメンヘラ言いたくないがそういう方向性の女子が出てくる歌詞。

こっちは西野布陣とは違い狂気は感じないがとにかく人間の見られたくないところナンバーワンの「不幸に酔いしれてる自分」の比率が強すぎて女子からは敬遠されていくアーティストかもしれない。おれですか?もちろんクリープハイプマイヘア全部好きでいます。

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対してPerfume、マジで五分五分。タイアップにこれを選んだピノもSUGOIYONE!マジでビジュアルも、純粋にかわいくなりたい女の子みたいな歌にマッチしたメイクですよね。

 

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Perfumeコスメとか作ったら爆売れするんじゃないのかな………

前述したマカロニでもそうなんだけど、Perfumeのラブソングは一貫して、八方美人とも違う「理想的な女の子」の視点がデフォルトだし、男からしても「理想的な女の子」というイメージで作られてる。おれはこの先進的なダンスとEDM的なトラックとビジュアルでウケていたと思ってたんだけど、歌詞が圧倒的に強いです。

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もう人類が誕生してかなりの年月が経ち、かつてはそれこそ縄文時代とかは圧倒的に女性は、ていうか男性もだけど「生きる力」がある強い人間がモテる時代だった。ただ、ここ数十年のめちゃくちゃ凄まじいインターネッツと文化と美容の発展によって女子のカテゴライズもだいぶ増えたと思うのです。そうなると男子からみてのタイプという概念はもはや「女の子らしさが高い女の子」というものだけで括れぬようになり、もはや国民で好きな女子のイメージが男子同士で被るということはない。

ないと思ってたんだけど、結局おれがPerfumeに還元された現状を見るとやはり男は脳が溶けてるんですね。バカもバカなのでいつまでもこの三人みたいに純粋な女子が結局一番好きなんですね。

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お、乙女〜〜〜〜〜〜ッ

こういうことですよ日本男児。おまえらいつだって「こんな女がいるわけない」「この子は仕事だから笑顔で接客してるだけで陰ではどうせ気味悪がられてる」「オタクはモテないからなんでも有りの二次元に入り浸かる、おれはそんな風になりたくnうるせ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っお前ら全員クレヨンしんちゃんのごとく前が見えねェようにしてやるからな。

考えてほしいんですがみなさん子供の頃からそんな感じでしたか?違いますよね。うまい具合に伸びなかった身長とか、周りよりも遥か先に生えてきたスネ毛とかそういうものにDANDAN心ねじ曲がってきて結局そうやって卑屈になるんですよね。おれもだよ。

ただもうおれはダメだ。どれだけアニメアイコンの早口を迫害しようがドルオタをキモいと思おうが結局おれは、こういう永遠に感覚が健気な10代で止まっているPerfumeの歌詞世界に住んでるような女子が好きだったのだ。そのメカニズムはよくわからないが、人間はPerfumeを聞くとこころが浄化されるらしい。

モテないから卑屈になるのは変わらないし、こんな女子がそうそういない現状も何一つ変わらないんですが、ただPerfumeの前だけでは正直になれるようになるらしいです。とにかく卑屈な男はみんなPerfume聴いたらまあ、もう女はクソとかはツイートしなくなるんじゃないかな。ていうかしなくなると思う。みんな聞きましょうね。

 

 

 

 

 

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中田 ヤスタカ(なかた ヤスタカ、1980年2月6日 - )は、日本のDJ、音楽プロデューサー、作詞家、作曲家、編曲家。